【感想レビュー】
なのはなジャム氏が描くこの物語は、理性の檻を打ち破る、甘美で破滅的な浪人時代の「春」そのものだ。
主人公の焦燥感と、突如現れた完璧なヒロインの対比。浪人生という、背水の陣の環境下で、まさかの「君」からの誘い。「私と友達になってくれませんか?」という清らかな言葉の裏に、底知れぬ淫靡さが潜んでいる。このギャップこそ、読者の心を一瞬で捉える毒だ。
清純な制服に包まれた容姿端麗、成績抜群の彼女が、実はとんでもない欲情の塊だったという設定が、全てを凌駕する快楽へと導く。初めての行為、それも処女の解放というシチュエーションは、予備校の教室という背徳の舞台で、一気に加速する。数学の参考書が散らばる机の上で、彼女の豊満な胸が揺れ、白い液体に濡れていく様は、まさに筆舌に尽くしがたい。
「おまんこ壊れるうぅううぅ!!」と叫ぶほどに乱れる彼女の姿は、読者の独占欲を極限まで刺激する。主人公が抱く「このままでいいのか」という葛藤すら、彼女の「ぶっといおちんちん…ブッ刺して」という甘い囁きと、パイズリや中出しといった濃厚な行為の前では無力に崩れ去る。
予備校の自習室、そして電車内や夜の街角での大胆な露出プレイは、彼女がもはや主人公専売の性愛の道具と化したことを示している。受験という現実の重圧と、彼女の抗いがたい魅力が生み出す緊張感が、読者にたまらない興奮を与える。
すべてを捨ててでも、ただ君と「繋がっていたい」。その切実なまでの独占欲と、黒髪巨乳の美少女が滴る汗と愛液にまみれて悶絶する姿が、夜毎の快楽を求め、読者を深い闇へと沈み込ませる。これは、合格よりも快楽を選び取った、業の深い純愛の物語だ。
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