2021年10月~のリミットレギュレーション変更
Vジャンプレイより10月~のリミットレギュレーション情報が公開されました!
それでは今回のリミットレギュレーション内容を見ていきましょう!
新禁止カード(2枚)
規制カード
真竜皇V.F.D.【制限⇒禁止】
魔鍾洞【制限⇒禁止】
新禁止カードはなんと2枚!一枚は電脳堺で活用され、以前の環境から猛威を奮っていたVFDがついに禁止カードに指定されました!このカードの禁止を予想していた人も多かったのでは?
もう一枚はまさかの魔鍾洞がここにきて禁止カードに指定。強力なロック効果を持つことで2年前から【魔鍾洞バーン】で悪用され、最近だと1枚になったことで採用率は下がりましたが捲り札の一枚として活用されるシーンがいまだに見えるほど強力なカードです。このカードにストレスを抱えていた人も多かったのではないでしょうか。
制限カード(2枚)
規制カード
PSYフレームギア・γ【準制限⇒制限】
天霆號アーゼウス【無制限⇒制限】
緩和カード
なし
新制限カードは2枚!どちらも規制カードです。
一枚目は天霆號アーゼウス!十二獣で活用されるほか、エクシーズギミックを採用出来るデッキなら必須カードとなっており、このカード1枚でエクシーズ召喚を環境レベルまで押し上げた恐ろしいカードです。このカードが制限になったことでアーゼウスの上にアーゼウスを重ねる「おかわりアーゼウス」という戦術が出来なくなりましたが、元々1枚での採用が多いカードだったため制限になっても環境への影響は少ないような気がします。
もう一枚はPSYフレームギア・γ!
このカードは前回の改訂で準制限カードへと規制されましたがそれでもなお高い採用率を誇っていたことが注目されたのか制限カードとなってしまいました。このカードはデザイン上「ドライバー」という素引きしたくない札とのセット採用を強いられるため、今後の採用率はさすがに下がるのではないかと思います。
準制限カード(4枚)
規制カード
強欲で貪欲な壺【無制限⇒準制限】
抹殺の指名者【無制限⇒準制限】
緩和カード
魂喰いオヴィラプター【制限⇒準制限】
レッドアイズ・ダークネスメタルドラゴン【制限⇒準制限】
制限解除カード(4枚)
緩和カード
未界域のネッシー【準制限⇒無制限】
転生炎獣の炎陣【準制限⇒無制限】
精神操作【準制限⇒無制限】
ペンデュラム・コール【準制限⇒無制限】
今回解除されたのは2枚!中でもネッシー、炎陣、ペンデュラムコールは過去の環境デッキで使われてきたカードであるため、それらが規制と環境変化によって環境から落とされた結果、解除しても問題ないと判断されたのでしょう。
このカードが解除されたことで安定感が上がることが期待できますが、それだけでは環境に食い込むのは難しそうなので妥当な緩和だと言えます。
精神操作は転生炎獣環境で活躍し、主にリンクモンスターをコントロール奪取することでリンク素材にする動きが強力でしたが、最近はリンクモンスターも大人しく、シンクロやエクシーズ、融合等、様々な召喚方法が活用されることにより精神操作よりもすぐれたメタカードが採用され、採用率が下がったことでの緩和だと思われます。
皆さんは今回の改訂いかがだったでしょうか!?
筆者としてはこれは規制掛かって当然と思われていたカードたちが規制され、かなり思い切りのある改訂だと思います。一方で今の環境デッキのメインギミックに対する規制が無いため、過剰な要素を排除することで環境をよりマイルドにし、理不尽なゲームを防ぐことに繋がっているため今後の遊戯王が楽しくなりそうですね!


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